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  • 《(相撲)》
    下岡蓮杖 
    慶応4年-明治4年頃 鶏卵紙 90×56

    関東一円に写真文化を普及した開祖と称される下岡蓮杖(1823-1914)。弘化元(1844)年頃、江戸島津藩邸で写真に出会い、写真術習得を決意したといわれています。万延元(1860)年頃に開港地・横浜へ出てからはボルチモア出身の雑貨商ラファエル・ショイヤー(Raphael Schoyer, ?- 1865)の妻アンナと互いに西洋画法と日本画法を教え合うなど西洋人に混じって生活し、写真術習得の機会を窺いました。文久元年12月(1862年1月)、日本でも活躍したアメリカ人写真家ジョン・ウィルソン(John Willson, 1816-1868)が文久遣欧使節と共に日本を出国するのを機に、下岡はコロディオン湿板方式の写真器材一式を譲り受けます。下岡の写真家としての歩みが始まったのはこの翌年、文久2年春のことでした。

  • 《アメリカン・ダゲレオタイプカメラ (ルイス・タイプ)》 
    1850年代初頭 ガラス、鉄、真鍮、木 470×195×220

    フランス人のダゲール(Louis Jacques Mande Daguerre 1787-1851)が考案し、1839年1月に公表された写真術「ダゲレオタイプ」(Daguerreotype)。世界で初めて写真技術が公表されたこの年を写真発明の年としています。銀メッキされた銅板上に画像を形成し、鏡面状の感光板を直接鑑賞するこの技法の、感光面をレンズ側から鑑賞するため左右逆となる画像は、解像度が高く、美しく鮮明。且つ、見る角度によりポジにもネガにも見えます。分単位を要した初期段階から間もなく露光時間が短縮されると、写真館で肖像写真を作ることが大流行。撮影ごとに1枚の画像を得られるのみだったにも関わらず、多くの人々を魅了しました。

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